【総合職】川添 大徳
経歴
スタッフインタビュー
Q.現在の仕事内容を教えてください。
A.母子生活支援施設の副寮長として寮長を補佐し、施設運営、職員の労務管理等をやっています。また、入所している母子世帯のお母さんや子どもたちの相談や課題などを解決すべく、支援職員へのアドバイスを行うとともに、なかなか解決に至らない母親との面談やその世帯が関わっている関係機関との連携や情報共有もやっています。
Q.様々な職種・施設を経験して得たものを教えてください。
A.私は、児童養護施設の児童指導員をスタートに、障害者支援施設(身体・知的),高齢者施設(養護老人ホーム)、障害者就業・生活支援センターなどを経験してきました。最近は、ラッキーなことに自身の所持資格では、定年までに経験することはないだろうと思っていた、保育所と母子生活支援施設にも勤務することができました。定年までの間の約40年を一カ所の施設に長く勤務して深く極めるというのも一つの考え方ですが、まだ考え方も柔らかく若くてフットワークが軽い時期にいろんな経験を積んで総合的に福祉の見解を深めるというのも、私としては「アリ」なのかなと感じています。実際、障害者就業・生活支援センターで精神分野の地域活動支援センターの相談員さんと取り組んだ支援活動の経験が、別な場所で生かせることがあったり、他法人の事業所と支援者のケース検討会を行うための初期準備や連絡のノウハウが、後々になって生かせることがあったりして、その当時は、よくわかっていない状況で苦労したことが、関係機関とお互いの立場を考慮しながらスムーズに進めていけたり、人間力の幅が広がったと思えています。ただ、人間には、向き、不向きというのが必ずありますので、私のような経験が誰にでも当てはまるわけではありません。この点において、私のような総合職と特定分野の事業所に勤務する一般職という2種類の採用方法を設けていますので、ある意味、自分に合った働き方を選択できるようになっています。
Q.管理職としてのやりがいを教えてください。
A.利用者さんや施設を応援してくれる地域の方々に対して、施設の機能を充分に生かしたサービス提供を行えた時(利用者満足)はもちろんですが、仕事で関わりを持った若い職員が、数年後、話をする機会があった時に大きく成長してくれていたときには、この仕事を続けていてよかったなぁ、とやりがい(充足感)を感じます。
Q.仕事とプライベートの両立のために心がけていることを教えてください。
A.特に心がけていることはありません。プライベート時にまったく仕事のことを考えない訳ではないのですが、スイッチの切り替えが出来るようになったと思います。
Q.事業団に就職を希望されている方へメッセージを!
A.何かしらの事情やハンデがある方、困っている方がいらっしゃった時、手伝ってあげたい助けてあげたいと思うのは人間の性(サガ)だと思います。同じ対等な人間として、困っている人を助け、そして自らも成長していきたいと考えているみなさんと、一緒に仕事をできる日が来ることを楽しみに待っています。
一日の流れ
・遅出 13:00~22:00
・宿直 13:00~翌6:00
・宿直明け 6:00~15:00